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Your search : [ author:侯若虹=文 中国新聞社=写真提供] Total 74 Search Results,Processed in 0.103 second(s)
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1. 三峡に実った百年の夢
長江は、多民族国家·中国の母なる川である。長江を開発、利用することは、中国人が百年来描いてきた夢だ。そんな夢を実現するため、世代を超えて、構想、測量調査、設計、研究、論証が繰り返されてきた。そして一九九二年、中国第七期全国人民代表大会第五回会議にて、『長江三峡ダム建設プロジェクトについて』の決議が採択され、一九九四年十二月十四日、三峡ダムプロジェクトが正式にスタートした。十年後の今日、三峡ダムは、
Author: 侯若虹=文 中国新聞社=写真提供 Year 2003 Issue 9 PDF HTML
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2. 規制緩和に向かう戸籍制度
「戸口」とはなにか二〇〇二年の夏休み、康計紅さんの十二歳になる息子は小学校を卒業した。息子を連れて康さんは河北省石家荘市の第六中学校に出頭したが、従来のようにまず学校に「借読費」を納めることはしないでもよかった。「石家荘城鎮戸口」と印刷された赤い表紙の証明書を取り出して見せたら、息子の入学手続きはすぐに完了した。「うちの息子は小学校一年から石家荘市の学校に通い、『借読費』を払って小学校を卒業しまし
Author: 侯若虹=文 Year 2003 Issue 11 PDF HTML
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3. 夢乗せて、有人宇宙船が飛んだ
大宇宙を飛ぶ―それは中国人にとって、長い間の夢だった 『西遊記』の主人公、孫悟空は、ひと飛び十万八千里を駆け 敦煌石窟の壁に描かれた飛天たちは、衣を翻しながら大空に浮かんだ いま、それが、現実となった 「神舟5号」は、中国初の宇宙飛行士を乗せて宇宙に飛び出し 地球を十四周回って、無事、地上に帰ってきた 中国は、米国とロシアに次ぐ第三の有人宇宙飛行に成功したが 運搬ロケットから宇宙船まで、すべてが国
Author: 侯若虹=文 Year 2003 Issue 12 PDF HTML
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4. 十三億の食の確保に挑むハイブリッド水稲の父、袁隆平さん
二人の「平」に頼る国際的には「オリエンタル·ミラクル·ライス」と呼ばれているスーパー·ハイブリッド(雑交)水稲は、中国の有名な水稲専門家、袁隆平さんが研究開発したものである。この水稲(中稲)は二〇〇四年に、一ムー(六·六七アール)当たりの生産量が七百キロという第一期の目標を実現したが、二〇〇五年には、第二期の目標である一ムー当たり八百キロをも達成した。この勢いで行けば、第三期の目標である一ムー当た
Author: 侯若虹=文 Year 2006 Issue 5 PDF HTML
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5. 相手探しに苦心 お見合いあれこれ
親を見れば子が分かる今、北京の公園では興味深い光景を目にすることができる。五、六十代の人々が東屋や水辺に集い、軽く言葉を交わしたり、何か書かれた紙を見せ合ったりしているのだ。一見、インテリ風の人もいれば、労働者風の人もいて、定年前の仕事が同じだったようには思えない。近寄っていくと、交流の輪の中には快く迎え入れてくれたが、取材や写真撮影はほとんどの人に拒否された。実は、彼らは子どもの結婚相手を探すた
Author: 侯若虹=文 Year 2007 Issue 9 PDF HTML
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6. マイカー時代がやって来た
自動車のある新生活合弁企業で働く王国慶さんは、二〇〇〇年に初めて自家用車を手に入れた。買ったのは中古車だったが、王さんの家族が車を大切にする気持ちには、何の影響も与えなかった。中でも王さんは特別で、いつでもピカピカに磨いておかなくては気が済まない。奥様は、「部屋の掃除では、あんなに熱心な夫は見たことがないわ」と笑う。車は赤いシトロエンで、新車よりも約四万元安い十二万五千元、一回払いで手に入れた。奥
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 1 PDF HTML
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7. うれし、かなしい内装ライフ
個性的な内装を楽しむ中年に差し掛かった于さんは、七カ月をかけて、ようやく新しい部屋の内装を終えた。彼は、北京市亜運村(アジア村)にある高級マンションを手に入れるために、百万元以上をつぎ込み、さらに五十万元をはたいて内装を行った。(※中国では、殺風景な内装をほどこすだけで部屋を販売するケースがあり、購入者が好みに合った内装を行うことも多い)新しい部屋を自分好みのヨーロッパ古典風に仕上げ、応接間の中央
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 2 PDF HTML
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8. 街で、クラブで、フィットネス
潤いをもたらした新しい風曹静霞さんは、大学卒業後の数年間、翻訳者として働き、いまは駐中スペイン大使館に勤務している。三十四歳で、結婚もしている彼女は、昼間は仕事、夜は家事という忙しい生活を送っていて、空いた時間のほとんどは、三歳の息子の世話に追われている。そんな変わり映えのない日々に、ふと疲れを感じることもあった。半年前、彼女の家の近くに、フィットネス(健身)クラブがオープンし、生活にちょっとした
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 4 PDF HTML
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9. 花卉農家の喜びと憂い
花卉栽培者と花の郷里四十歳の劉徳君さんは、北京市豊台区花郷の農民であり、栽培基地のマネージャーだ。祖父の花卉(かき)栽培を見て育ったからだろう。花を育てることが生まれつき好きだった。心を込めて育てた花が咲いた時には、すがすがしい気持ちになり、達成感を味わう。高校卒業後に肉体労働や洋服販売のビジネスをしたにも関わらず、最後は先祖代々続いてきた本職、花卉栽培の仕事に戻ってきた。花郷地区は、北京市の南西
Author: 侯若虹=文馮進=写真 Year 2003 Issue 5 PDF HTML
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10. 共働き家庭支えるお手伝いさん
住み込みの「新家族」中国語では通常、お手伝いさん(家政婦)のことを保姆(バオムー)と呼ぶ。中学卒業後に北京に出て来た沈麗敏さん(二十歳)は、李弘哲さんの家で保姆を務めて三年になる。都市での生活が長くなり、安徽省の農村で生まれ育った彼女も、今では北京の若い女性となんら変わらない。李さんは、息子家族と同居のお年寄りで、五人家族である。沈さんは、中学生の李さんの孫娘と同部屋で寝起きしていて、今では二人は
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 6 PDF HTML